”シクラメンのかほり” (作詞・作曲:小椋佳 / 編曲:川畑邦弘)


録音日:2023年2月11日
https://youtu.be/-pb3XnY7U0c

”シクラメンのかほり”
 (作詞・作曲:小椋佳 / 編曲:川畑邦弘)

1975年にレコードが発売された布施明氏歌唱によるこの曲は、その年のレコード大賞を取るほど大ヒットしました。
歌詞に出て来る「清しい(すがしい)」という言い回しは、それまでは「清々しい(すがすがしい)」という言葉しかなかったものが、この曲をきっかけに、今では辞書にも「清しい」という項目が新設されているようです。
ただ、パソコンのかな漢字変換では、まだ「すがしい」で「清しい」とは出てこないようです。

また、「薄紫色のシクラメンほど~」という歌詞もありますが、曲が世に出た当時はシクラメンの花に薄紫色はなかったそうで、さらに当時のシクラメンには肝心な”香り”がなく、まれにあっても極めて薄かったそうです。
ところが、この歌のヒットをきっかけとして、後に薄紫色のシクラメン、香りのあるシクラメンが開発されているというから驚きます。

また、「時が二人を追い越してゆく」という歌詞の部分については、以前テレビの人形劇で目撃した事があったのですが、何人かでかけっこをしている状況で、「とき」というおばあさんのキャラクターが前を走る別の二人のキャラクターを追い抜いてゆく時にこの曲をBGMに使用していて、大爆笑した記憶があります。

2026年1月13日追記:
 読者様よりコメントを頂き、「清しい」という表現は、もともとは古語であり、小椋佳以前からあったとの指摘を受けましたので、訂正させて頂きます。

クボタホール・ホームページ:http://www7b.biglobe.ne.jp/~kubota-hall/
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この記事へのコメント

2025年12月23日 14:41
いえ、「すがしい」は小椋佳以前からありました。もともとは古語のようです。[初出の実例]「垂乳根の母が釣りたる青蚊帳をすがしといねつたるみたれども」(出典:長塚節歌集(1917)〈長塚節〉大正三年) 出典 精選版 日本国語大辞典
akkun
2026年01月13日 10:56
そうだったのですね。
私は以前TVで、どなたかの解説者が、「すがしい」という表現は元々なかったのにこの曲のおかげで一般的になったという説明をしていたのを視聴していたので、それをうのみにしていました。
ご教示ありがとうございました。